六代目 尾上菊五郎 歌舞伎名場面集

¥2,640 税込

甦る見事な口跡、名台詞で聴く六代目の当り芸! 大正11年の録音(ラッパ吹込み)のCD化成る。

六代目尾上菊五郎、六代目大谷友右衛門、他

JXCC-1067
発売日:2011年1月19日

販売先にて視聴可

説明

収録曲
 あおとぞうしはなのにしきえ べんてんむすめめおのしらなみ
1. 「青砥稿花紅彩画(弁天娘女男白浪)」 18:54
 かみめぐみわごうのとりくみ
2. 「神明恵和合取組(め組の喧嘩)」 20:05
 つゆこそでむかしはちじょう かみゆいしんざ
3. 「梅雨小袖昔八丈(髪結新三)」 19:15
 そがもようたてしめごしょぞめ おやゆずりごしょのごろぞう
4. 「曽我綉侠御所染(親譲御所五郎蔵)」 19:01
total time 77:15
六代目尾上菊五郎、六代目大谷友右衛門、他

(録音:大正11年)

解説

六代目尾上菊五郎
五代目尾上菊五郎の子息。明治18(1885)年8月26日、東京築地新富町に生れる。翌明治19年5月、千歳座『初幟柏葉重』の乳飲み子の役で尾上幸三の名で初舞台。二代目尾上丑之助を経て、明治36(1901)年2月に父が没すると、同年3月、東京歌舞伎座の『対面』の五郎で六代目尾上菊五郎を襲名。以後、大正期には初代中村吉右衛門と組んで人気を博し「菊吉時代」と呼ばれた。

立役も女形両方とも得意とし、明治、大正、昭和三代に渡り名優の名をほしいままにした。

昭和24(1949)年4月、東横劇場の舞台で倒れ、同年7月10日に死去。11月、歌舞伎界初の文化勲章を受章。
現、七代目尾上菊五郎は、七代目尾上梅幸の長男で、六代目の孫にあたる。

(河竹登志夫)