説明
収録曲
1.
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世界は日の出をまっている | 2:57 |
2.
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セント・ジェームス病院 | 3:32 |
3.
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ザッツ・ア・プレンティ | 3:41 |
4.
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ベージン・ストリート・ブルース | 3:41 |
5.
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シカゴ | 2:16 |
6.
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聖者の行進 | 3:56 |
7.
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ハロー・ドーリー | 2:19 |
8.
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ブラック・アンド・ブルー | 3:25 |
9.
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ジャダ | 3:05 |
10.
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ダイナ | 2:54 |
11.
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セントルイス・ブルース | 7:48 |
12.
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インディアナ | 3:22 |
13.
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アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド | 4:37 |
ボーナス・トラック | ||
14.
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ラスト・ラウンド・アップ | 3:07 |
15.
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シューベルトのセレナーデ | 3:20 |
total time | 54:00 |
南里文雄(トランペット)
宮間利之 ニューハード(ビッグバンド)
森 亨(テューバ)
世良譲(ピアノ)
薗田憲一とディキシー・キングズ(ビッグバンド)
角田孝(ギター)
解説
本アルバムは、日本の生んだ偉大なトランペッター、南里文雄(1910~1975)の残した輝かしいレコーディングの中で、1970年にビッグバンドの宮間利之とニューハードと共演したディキシージャズ名曲集を中心にCD化したものです。
当時南里は既に60歳でしたが、その活力にみちたトランペット・プレイは少しも衰えを見せず、独特のスウィングする美しいトーンと唄心あるフレージングで、大衆の絶大な人気を博していました。
南里文雄のプレイを自分のグループで残したいと考えた宮間の強い希望で実現したこのアルバムは、ニューハードの軽快なアンサンブルが南里のプレイを見事に引き立てて、絶妙のコンビを結成しています。早くから南里のプレイを尊敬していた宮間の、いわば南里に対するトリビュートとなったものです。
本アルバムには、1973年に南里が、森 亨、世良譲、薗田憲一とディキシー・キングズと共演した2曲が追加されており、更にボーナス・トラックの、戦前昭和11年の南里のトランペット・ソロ(ギター・角田孝)2曲は聴きものです!
(瀬川昌久)