説明
収録曲
1. | オープニング・テーマ | 0:28 |
2. | ローズ・ルーム | 3:25 |
3. | ネイチュア・ボーイ* | 3:19 |
4. | オー・レディ・ビー・グッド | 3:21 |
5. | ユー・ビロング・トゥ・ミー* | 2:48 |
6. | 別れても | 3:20 |
7. | 時の過ぎゆくまま* | 3:14 |
8. | オー・レディ・ビー・グッド | 4:48 |
9. | トゥ・ヤング* | 4:33 |
10. | 私の彼氏 | 4:51 |
11. | サンパギタ* | 3:23 |
12. | スターダスト* | 4:07 |
13. | モナ・リザ* | 3:43 |
14. | オール・オブ・ミー* | 3:01 |
15. | フーズ・ソリー・ナウ | 4:25 |
16. | ネイチュア・ボーイ* | 4:02 |
17. | 明るい表通りで* | 3:59 |
18. | ビテュイング・マリキット* | 2:41 |
19. | アイ・クロス・マイ・フィンガー* | 4:26 |
20. | クロージング・テーマ | 1:29 |
Total Time | 70:17 |
*レイモンド・コンデ、ヴォーカル
「ユー・ビロング・トゥ・ミー」は本盤初収録
レイモンド・コンデとゲイ・セプテット
レイモンド・コンデ、クラリネット&ヴォーカル/フランシスコ・キーコ、ピアノ/与田輝雄、テナー・サックス/増田一郎、ヴイブラフォン、チェレスタ/内田晃一、ヴィブラフォン/蓮見芳男、ギター/吉場恒雄、ベース/狩野猛、ドラムス/大野喬
解説
魅力ある懐かしいアーティストを採り上げるシリーズ“あの頃の人たち”第1弾は、戦前フィリピンから帰化し、日本のジャズ・シーンに多大な影響を与えたレイモンド・コンデです。
在団した多くのサイドメンや歌手を巧みに統合して、独自の魅力的でエンターテイニングなジャズを作り上げた点で、独自の輝かしい成果を果したゲイ・セプテットとコンデ、そしてやはりフィリピン出身の卓越したピアニスト、フランシスコ・キーコの2人がレギュラー・コンボとしてフル活動したのは、1947年から1960年に至る十数年にすぎませんが、その印象が余りにも強烈だったため、彼らの音に魅せられた多くのファンの要望に応えた2人を囲むゲイ・セプテットの再会セッションは数多く企画され、レコーディング等が実現されました。
本アルバムは、1959年の現役時代(6曲目まで)と1982年のデジタル録音による再会セッションを合体収録して初CD化した貴重な音源集です。
占領軍スペシャルAランクのゲイ・セプテットのごきげんなサウンド、コンデの甘い声とキーコのピアノ。何をとっても嬉しい一枚。特に「ネイチュア・ボーイ」「オー・レディ・ビー・グッド」では、同じ曲で23年の隔たりを聴き比べることができます。
(瀬川昌久)