迦稜頻伽:廣瀬量平の音楽その汎アジア的世界

¥2,640 税込

洋の東西にとらわれない独自の境地でわが国の音楽を拓く作曲家による1973年度〈芸術祭レコード部門優秀賞〉受賞作品

作曲:廣瀬量平
演奏:岡田知之,今村三明,山岡重信,上杉紅童,小島庸子,植木三郎,三宅達也,矢島富雄,霧生吉秀,篠崎史子,野口龍

JXCC-1026
発売日:2007年9月19日

説明

収録曲
1. 迦稜頻伽 kalavinka-for orchestra 1978 13:59
カラヴィンカ ― 管弦楽のための小泉和裕・指揮、京都市交響楽団
2. 迦稜頻伽 kalavinka-Septet for recorder, oboe, strings and percussions 1973 11:24
カラヴィンカ ― リコ-ダ-、オ-ボエ、弦楽器、打楽器のための7重奏曲
3. 畢鉢羅 pippala-Meditation for bassoon and harp 1973 12:20
ピッパラ ― バス-ンとハ-プのための
4. 波曇摩 padma-for oboe solo 1973 5:31
パドゥマ ― オ-ボエ独奏のための
5. 補陀落 potalaka-for alto-recorder, cello and harp 1972 11:47
ポ-タラカ ― アルト・リコ-ダ-、チェロ、ハ-プのための
6. 波羅蜜多 paramita-for alto-flute solo with accompaniment of organ-point 1973 6:28
パ-ラミタ- ― 持続音を伴うアルト・フル-ト独奏のための
7. 芬陀利華 pundarika-for clarinet and piano 1972 9:42
プンダリ-カ ― クラリネットとピアノのための
total time 71:11

作曲:廣瀬量平

演奏:岡田知之(打楽器)(1-2)、 今村三明(打楽器)(1-2) 、山岡重信・指揮(2)、上杉紅童(リコ-ダ-)、(2,5) 小島庸子(オ-ボエ)(2,4)、植木三郎(ヴァイオリン)(2)、三宅達也(ヴィオラ)(2)、矢島富雄(チェロ)(2)、霧生吉秀(バス-ン)(3)、篠崎史子(ハ-プ)(3,5)、雨田光弘(チェロ)(5)、野口龍(アルト・フル-ト)(6)、矢島富雄(チェロ)(6)、野口龍(アルト・フル-ト)(7)、矢島富雄(チェロ)(7)

解説

北海道函館に生まれた廣瀬量平は、北大卒業後芸大作曲科にすすみ、1960-70年代にかけて芸術祭で5度も受賞しました。

70年代の二度にわたるインド旅行で悠久のインド文化に触れ、日本を含めた東洋音楽と融合して、廣瀬独特の世界を生み出し、そのジャンルを超えた音楽は、聞くほどに味わいが出てきます。

本アルバムは1973年度<芸術祭レコード部門優秀賞>受賞作品をCD化したものに、1978年の管弦楽版「カラヴィンカ」を加えたものです。彼の非凡さがひしひしと感じ取れるアルバムです。