説明
収録曲
バレエ組曲「ビリー・ザ・キッド」 | ||
1. | 1.果てなき大平原 | 3:07 |
2. | 2.開拓者の街 | 6:38 |
3. | 3.夜のトランプ遊び | 3:04 |
4. | 4.銃撃 | 1:58 |
5. | 5.祝賀の祭 | 2:08 |
6. | 6.エピローグ;果てなき大平原 | 2:45 |
交響曲第3番 | ||
7. | 第1楽章 モルト・モデラート | 9:33 |
8. | 第2楽章 アレグロ・モルト | 7:16 |
9. | 第3楽章 アンダンティーノ・クヮジ・アレグレット | 9:54 |
10. | 第4楽章:モルト・デリベラート | 12:40 |
オーケストラのためのステイトメンツ | ||
11. | 1.好戦的な | 2:39 |
12. | 2.神秘的な | 3:27 |
13. | 3.独断的な | 1:39 |
14. | 4.主観的な | 3:49 |
15. | 5.好戦的愛国主義 | 2:33 |
16. | 6.予言的な | 3:39 |
Total Time | 77:48 |
アーロン・コープランド指揮/ロンドン交響楽団
解説
アーロン・コープランド(1900~1990)
1900年11月14日、ユダヤ系ロシア移民の子としてブルックリンに生まれる。
14歳でピアノを始め、15歳で作曲家を志し、16才の時ルービン・ゴールドマークに師事する。1921~24年パリに留学、フォンテンブロー・スクールに於いてオルガニストで作曲家のナディア・ブーランジェに師事。
翌25年ブーランジェ来米に際し、彼女のために作曲した「オルガンと管弦楽のための交響曲(後、交響曲第1番に改作)」のカーネギー・ホールでの初演が大成功、作曲家として認められる。
開拓者たち、先住民族、メキシカン、移民とともに伝わった民謡などを素材とし、アメリカならではの音楽を追求、このアルバムの「ビリー・ザ・キッド」を始め「エル・サロン・メヒコ」、「アパラチアの春」、「ロデオ」などの名作を書いた。
室内楽、歌曲などの他、ルイス・マイルストン監督作品「二十日鼠と人間」や「我らの町」「赤い仔馬」など映画音楽も手がける。このアルバムの他、ニューヨーク・フィルでも自作を振るなど、指揮者としての評価も高い。
(西寺吟)